ゴーストタイプポケモンの考察(妄想)

 はじめまして、とぱあず(https://twitter.com/topaaaaaaaaz)と言います。ゴーストタイプ(特にジュペッタ)とゴンベが好きです。

 ゴーストタイプが好きなので日頃からいろいろと考えてるんですけど、それをまとめて公開する場が欲しいな~と思ったのでブログという形で公開することにしました。

 

 ゴーストタイプポケモンが他のタイプと一線を画す点に、「霊」という死後の存在が生命を持っている、という点があります。これポケモンどころか生物学的にめちゃめちゃ謎だと思うんですが、ゴーストタイプは初代の頃から存在してます。タイプ分類法を発表したのはオーキド博士ですが、これに対してなんの疑問もなかったんでしょうか、、?

 だって一度死んでるのに生きてるんですよ?興味深すぎませんかね??もっと専門的に研究すべきじゃないですか???

 ということで、研究とまではいかなくてもその最大の謎かつ最大のロマンに少しでも迫ってみたい!というのがこの記事の内容です。考察というほど立派なものではないですが、、手始めに今回はゴースを考えてみます。

 

 手法として、ポケモンの設定・特徴のソースには図鑑説明と生息地を用います(ポケモンwikihttps://wiki.ポケモン.com/wiki を活用させていただきました)。図鑑説明は読みやすくするために平仮名表記がなかったバージョンも全文漢字に書き起こし、空白を除きました。

 また、原作ゲームや公式から発表された情報を優先的に論拠としますが、参考までにメディアミックス作品の解釈を用いることもあります。

 

 それではいってみましょう。 

 

No.92 ゴース(ガス状ポケモン 


・生息地
(マックスレイドバトルは含まない) 

カントーポケモンタワー、帰らずの穴 

ジョウトマダツボミの塔、スズの塔、サファリゾーン、31・32・36番道路 

シンオウ)森の洋館、ロストタワー、ハクタイの森、209番道路 

(イッシュ)ホワイトフォレスト 

(アローラ)ハウオリ霊園、メモリアルヒル 

(ガラル)見張り塔跡地、ミロカロ湖、巨人の腰掛け、ナックル丘陵 

  

・考察 

(赤・緑、ファイアレッド )

薄いガス状の生命体。ガスに包まれるとインド象も2秒で倒れる。

アルセウス )

 ガス状の生命体ゆえ掴みどころなし。体の一部を吸い込めばたちまち気絶する毒性ゆえ極めて危険。 

・図鑑説明により、あくまでもゴーストタイプのポケモンは霊の要素を持った「生命体」であることが裏付けられた。 

 

(ウルトラサン) 

墓場で発生するガスに怨念が宿るうちやがてポケモンになったといわれている。  

(ウルトラムーン) 

身体の95%は毒ガス。残りの 5%は毒ガスで死んだ者の魂だといわれる。

・死んだ「者」という記述から、人間の死霊が元であり、怨念がガスに憑依して誕生したポケモンだといえる。 

 

(銀、ソウルシルバーX

ガスでできた薄い体はどんな大きさの相手も包みこみ息の根を止める。 

(クリスタル

ガス状の体でまとわりつき獲物の皮膚から少しずつ毒を送り込んで弱らせる。 

・毒性についての記述が多く、インド象を2秒で倒す話はあまりにも有名。気体であることから体は伸縮自在で、包んで窒息させるほか皮膚から毒を送り込むこともできる。

 

(金、ハートゴールド、シールド

薄いガスのような体でどこにでも忍び込むが風が吹くと吹き飛ばされる。 

(ルビー・サファイア・エメラルド、オメガルビーアルファサファイア

強風を受けるとガス状の体はみるみる吹き飛ばされ小さくなってしまう。風を避けたゴースが軒下に集まる。 

・重さは0.1kgと大変軽く、風に飛ばされるという記述も多い。風のない軒下や廃墟、塔に集まる習性があり、そこが主な生息地である。 

 

ピカチュウLet's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ

古くなって誰も住まなくなった建物に発生するらしい。形は曖昧でガスのよう。

(サン )

廃墟になった建物に怪しい光が灯っていたらそこにゴースが潜んでいる。 

・生まれる場所も廃墟。通俗的な霊について言われる前世の執着や未練を加味すれば、生前毒ガスによって死亡した場所に棲んでいると考えられる。 

 

・では死亡した原因の毒ガスとはなんだったのか。毒ガスは大きく分けると天然由来と化学兵器がある。天然由来は火山ガスや燃焼ガスが挙げられる。まず火山であるが、カントー地方にはグレン島がある。しかし、ゴースはポケモンタワーにしか生息しない。燃焼ガスについては火事で亡くなった者が考えられるが、元となる死霊は「怨念」であるため、誰かに恨みを持っていることを考えれば自然災害による死亡では誕生しにくい。となれば放火や化学兵器、、?不穏、、、

 

・兵器と出てきたが、原作で銃火器の描写は記憶にないものの、ポケモンの世界には爆弾(ギンガ爆弾や技名)や戦闘機(ガブリアス図鑑説明)の概念は存在する。また、マチスは「戦争で生き延びた」という発言をしており、現代にも世界のどこかで戦争が起きていることは明らかである。そこで毒ガスをはじめとした化学兵器も使われている可能性も十分にある。あるのだが、、、ふ、不穏、、、、、 

 

・一方で、ウルトラサンの説明では墓場で発生するガスが由来だともされている。これは埋葬され腐敗した死体から発生するメタンガス的なあれだろうか。墓地はあっても死の直接的な描写を避けているポケモン世界では地方によって葬送の習慣がどうなっているかは分からない。しかし、例えばミイラの特性を持つデスカーンが野生で登場するイッシュ地方は土葬が主流(だった)といえるかもしれない。まあゴースはイッシュにはほぼ出現しないのだが。

 

 

 こんな感じです。霊魂や怨念を由来とするゴーストタイプには、生前の執着や何に憑依したかなど、それぞれのポケモンとしての出生のルーツが存在します。この物語性を帯びたバックグラウンドが、彼らの魅力の一つであると私は考えています。

 ほら、ゴーストタイプポケモンの二次創作漫画とか小説ってエモいじゃないですか。そういうことです。

  Wordに書き殴ってたメモを少しは見やすく推敲したつもりですが、気に入っていただければ幸いです。今のところ第3世代までストックがあるので、気が向いたらポチポチ上げてこうと思います。それでは次回、ゴーストの記事でお会いしましょう。

 

 

 

 ポケスペのゴース回怖かったよね。アーボックの断面とか